先祖代々官僚トップを務める超エリートの家柄・浅見家。その落ちこぼれ次男坊・光彦は、史上最年少で警察庁刑事局長に就任した兄・陽一郎や、明るく闊達ながら名誉と格式を重んじる厳格な母・雪江らに囲まれながらも、明るくのびのびと生きる好青年。ルポライターという仕事柄、日本全国を取材で飛び回る光彦は、各地でさまざまな人と出会い、偶然にもさまざまな事件に遭遇します。持ち前の正義感と好奇心を抑えきれず、事件に首を突っ込む光彦ですが、よそ者の不審人物として煙たがられ、時には容疑者扱いされ、地元警察の取調べを受けることもしばしば…。しかし、光彦の身元を調べた地元警察は、刑事局長の弟だと知って唖然騒然。今までの非礼...